マナビス化粧品/新たなNBを始動/事業名は「プロジェクトアルカディア」(2023年5月18日号)

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「フローラファーストセラム」

「フローラファーストセラム」

 化粧品のネットワークビジネスを展開するマナビス化粧品(本社千葉県、兼子慎一社長)はこのほど、既存のネットワークビジネス(NB)とは別に、新たな組織と新たな報酬プランで、NBの新規事業を始動した。新規事業名は「プロジェクトアルカディア」。マナビス化粧品の既存製品を商材に、愛用者会員とビジネス会員の双方がメリットを得られる報酬プランで運営していくとしている。
 「プロジェクトアルカディア」は、元ARIIX Japan(アリックスジャパン)でGMを務めた宮城邦夫氏が旗振り役となって運営している。
 商材としては、マナビス化粧品がこれまで展開してきた、「スキンウォッシュ」や「ハンドクリーム」「ヘアパック」「フローラファーストセラム」といった14品目を扱っている。
 宮城氏によると、これまで18年間、製販一体となってビジネスを行ってきたマナビス化粧品の製品を、より多くの世代に知ってもらうことを目的に、新規事業を計画したという。マナビス化粧品はこれまで、累計7700万本の製品を製造してきた実績があるとしている。
 報酬プランについても、既存のNBとは大きく異なるプランを設計したという。マナビス化粧品の既存のNBはブレークアウェイ型の報酬プランだった。
 「プロジェクトアルカディア」では、トライナリーとユニレベルをハイブリッドしたオリジナルのプランを採用したとしている。
 宮城氏によると、ブレークアウェイ型の報酬プランの場合、一つのグループ内でタイトル達成者を支援するために、グループの他のメンバーによる買い込などが発生しやすい構造があるという。
 「プロジェクトアルカディア」の報酬プランでは、愛用者会員は愛用者会員として、安定して安価に製品を購入できる。一方で、ビジネス志向が強い会員は、新規登録者を増やすことなどによって、活動に見合った報酬を得ることができるとしている。
 「プロジェクトアルカディア」は4月1日にグランドオープンし、会員が徐々に増加しているという。マナビス化粧品の既存組織は、中高年の会員が多いが、新規事業は、経営者や会社員などのメンバーが多いとしている。
 同社では、新規登録が見込める人を、千葉・舞浜にある本社工場や、東京・銀座のサロンに案内するなどして、企業や製品の説明を行っているという。
 「プロジェクトアルカディア」では、期限などを定めず、まずは1000人の会員獲得を目指してビジネス活動を行っていくとしている。

「フローラサプリメントベーシック」

「フローラサプリメントベーシック」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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