ファンデリー 23年3月期/通販売上は7.8%減/医療機関の顧客減少(2023年5月11日号)

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 食品宅配のファンデリーは、23年3月期の通販(MFD)事業の売上高が前期比7.8%減の22億5600万円だった。営業利益は同7.2%減の4億8000万円。医療機関からの新規顧客が減少したとしている。
 医療機関が紹介するカタログの配布数は持ち直しており、次期の通販事業の売上高は、同3.5%増の23億3500万円を計画している。
 また、食事宅配サービス「旬をすぐに」を手掛けるCID事業の売上高は同39.1%減の1億4100万円だった。親しみやすいブランドを目指し、ロゴやパッケージなどを一新し、23年2月からテレビCMの放送を開始。認知度の向上や、新規顧客の獲得に注力したが、収益を得られずに同事業の損益は7億5800万円の赤字だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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