ネクステージグループ/パートナーシップ制度を導入/同性パートナーも社内制度適用(2023年4月27日・5月4日合併号)

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 リフォーム訪販のメッドコミュニケーションズを傘下に持つネクステージグループ(本社東京都、佐々木洋寧社長)は4月1日、同性のパートナーやその家族に対して、法律婚と同等の福利厚生や社内制度を適用する「パートナーシップ制度」を導入した。ハラスメントのない社内の業務環境を構築する狙いがあるとしている。
 ネクステージグループでは、社内制度として、社員の妻や夫の誕生日に休暇を取得できる制度がある。パートナーの家族に不幸があった場合に、弔慰手当を受け取れる制度などもあるとしている。
 パートナーシップ制度の導入により、社員のパートナーが同性であっても、必要な書類を提出すれば、誕生日休暇や各種手当を取得できるようになった。
 ネクステージグループでは、人種や性別、国籍、傷害などの個々の違いを尊重するダイバーシティーが求められる社会で、性別に関係なく働きやすい環境を作ることを目的に制度の導入を検討していた。
 同社では、パートナーシップ制度を導入する予定であることを、24年卒の新卒採用で明らかにした。その結果、応募があった人材の中には、自分に当てはまるということで興味を示し、選考に進む人もいたという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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