シルバーライフ/冷凍宅配の保管・発送を受託/冷食企業からの問い合わせ増える(2023年4月27日・5月4日合併号)

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 高齢者向け配食サービスを手掛けるシルバーライフは4月13日、MYPLATE(本社東京都、川端史紀代表)が手掛ける冷凍宅食サービス「ママの休食」において、保管・発送業務の受託を開始した。また、同商品の一部をOEM製造する予定だ。
 「ママの休食」は、母親や、その家族の健康を応援する冷凍宅食サービス。「適度な休養を取る」「給食のような栄養バランスの取れた食事を取ること」などをコンセプトにしており、栄養バランスの取れた商品を提供している。
 シルバーライフは、栃木県と群馬県に自社工場があり、冷凍倉庫も保有している。各拠点間に独自の物流網を整備しているため、一連の流れを他社に提供することができるという。OEM事業、倉庫事業などにも力を入れていて、22年6月には、企業からの問い合わせ用のサイトを立ち上げた。冷凍食品を扱う企業からの問い合わせが多く、清水社長は「冷凍倉庫を見つけることも大変。人材不足で困っている企業に、当社のシステムを上手く使ってもらいたい」と話す。
 今夏には、コンサルタント事業も本格的に始動するという。「シニア向け食品」「冷凍食品」専門のコンサルで、サイトの改善や広告運用などの悩みに応えていくという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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