モデーアジャパン/今秋、女性サポート製品を投入へ/イサクCEOが新ビジョンを発表(2023年4月20日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
アスマ・イサクCEO

アスマ・イサクCEO

 モデーアジャパン(本社東京都、甲斐三晴社長)は3月26日、「ソーシャルリテールカンファレス(SRC)2023 AMPLFY」をパシフィコ横浜で開催、オンラインでも同時配信した。会場には400人が来場。オンラインで500人が視聴した。新製品を発表したほか、米国本社のアスマ・イサクCEOが「2023 VISION」を講演した。
 第一部のジェネラルセッションでは、日本のセールス&マーケティングをけん引するデビッド・マクマナス アジア太平洋ゼネラルマネージャーが、22年度のアジア太平洋地域の業績を報告した。
 オーストラリアは、新製品6品目を発売し、定期配送の売り上げが前年比8%増となった。新規タイトルとエスケープトリップ資格達成者の実績がめざましかった。
 インドは、モデーアにおいて最速で伸びている市場ということで、売上高は同41%増を達成。プラチナタイトルの達成者が10倍に増えた。
 参入25周年を迎えたモデーアジャパンは、「ゴー」「テアニンプラス」「バクチブースター」の3製品を発売した。モデーア定期便VIPメンバーの利用者数は同150%増と大幅に増えたという。また、エリート1~3の達成者が同23%増となった。
 イサクCEOも来日して「2023 VISION」を説明した。今後数年間の計画として(1)Eコマースのプラットフォーム(2)ニューシフティングリテールNext Gen(3)国間のコラボレーションと将来の拡大─に投資していくと述べた。新しい製品カテゴリーとして、女性の健康をサポートする製品を今秋にも発売することを明らかにした。そして、「モデーアは、世界的なトレンドであるアクティブ・エイジング、マイクロバイオーム、睡眠サポート、美容栄養、メンタルヘルスサポート─の五つの成長カテゴリーにすべて対応していく」とした。
 新製品として、「モデーア セルプルーフ マイクロボンドヘアライン」を発表した。 「マイクロボンドヘアライン」は、髪の結合(水素結合、イオン結合、ジスルフィド結合)+ペプチドによって、より強い毛髪をめざす全方位にアプローチしたシャンプーとコンディショナー。
 特許取得済みのバイオセルコラーゲンと、毛髪の結合をサポートするファイバーハンスを組み合わせた。超微粒子(低分子)の成分によって全方位的にすこやかな髪をサポート。健康的なハリ、コシのある若々しく豊かな髪へと導くという。
 香りはシトラスとミント。パラペンフリー、ラリウル硫酸ナトリウム(SLS)も不使用だ。すべての肌タイプに使用できる。3月27日発売で、価格はシャンプー、コンディショナーともに容量300ミリリットルで5000円(税込)。セット価格は9000円(税込)。
 ビジネス戦略も発表した。連鎖販売取引に該当しないカスタマー獲得のための仕組み「リブクリーンパートナー制度」は、22年4月に開始して、現在までに340人が登録している。
 22年に新たに導入した定期配送の「モデーアVIPメンバー」は、継続することで割引率が2倍になる仕組み。これにより、定期配送を組むソーシャルマーケター数やカスタマー数も非常に増え、維持率が上がった。
 すでにプレマーケティングとして実施中の「お友達 継続特典」は、自身がVIPメンバーとして定期配送を組んでいて、紹介した友人が1万1000円以上の定期配送を利用するたびに、1500円分のショッピングクレジットがプレゼントされるのだという。
 第二部 アワードショーでは、プロモータータイトルやビルダータイトルの達成者たちを表彰した。

アジア太平洋ゼネラルマネージャーのデビッド・マクマナス氏

アジア太平洋ゼネラルマネージャーのデビッド・マクマナス氏

新製品の「モデーア セルプルーフ マイクロボンドヘアライン」

新製品の「モデーア セルプルーフ マイクロボンドヘアライン」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ