マクアケ/ショップチャンネルと協業/番組内で「Makuake」の商品紹介(2023年3月16日号)

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協業のイメージ図

協業のイメージ図

 応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営するマクアケは3月10日、テレビ通販チャンネル「ショップチャンネル」を運営するジュピターショップチャンネルと協業すると発表した。「ショップチャンネル」の番組内で「Makuake」で誕生した商品を紹介し、事業者の認知度向上と売り上げ増加につなげていく。
 協業内容は、(1)「Makuake」で生まれた商品を「ショップチャンネル」内で紹介するショップチャンネル特別企画を開催(2)「ショップチャンネル」に出品したことのある事業者に向けて、「Makuake」の利用を促す─の2点だ。
 「当社は一般販売前の商品を1次流通前の0次流通と名付けてきた。今回、ジュピターショップチャンネルとの協業で、0次流通から1次流通まで、流通網の拡大に注力していく」(広報)と話す。
 協業に至った理由について、「良質な商品を発掘・開発し、ストーリーを丁寧に伝えることで成立するビジネスモデルが共通していたからだ」(坊垣佳奈・マクアケ創業者兼取締役)と説明する。
 マクアケとジュピターショップチャンネルでは顧客層と媒体が異なる。マクアケはEC中心で顧客層は20~50代の男女と幅広い。一方、ジュピターショップチャンネルはテレビ中心で顧客層は年配の女性が多い。協業によって、両社がこれまでカバーしきれなかった顧客層にリーチできることもサービス連携の狙いだという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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