ニッピコラーゲン化粧品/ウェブの新規獲得は50%に/23年3月期売上は65億円超の見込み(2023年3月16日号)

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 コラーゲンを配合した化粧品や健康食品の通販を展開するニッピコラーゲン化粧品(本社東京都、伊藤裕子社長)はこのほど、本紙の取材に対して、23年3月期の売上高が、65億~70億円の間で着地する見込みであることを明らかにした。22年3月期の売上高が約63億円であったことから、前期比約10%の増収となる見込みだという。ウェブ経由の新規顧客が増加しており、オンラインの新規顧客の獲得比率は50%に及ぶとしている。
 ニッピコラーゲン化粧品によると、同社はコロナ以降、毎年2桁増収を続けてきたという。コロナ禍で健康志向が高まっていることから、主力の粉末コラーゲン「ニッピコラーゲン100」の定期購入顧客の利用頻度や購入単価が高まっているとしている。
 ニッピコラーゲン化粧品の売り上げのうち、健康食品の売り上げは50億円程度。全社売り上げの70%以上を占めるという。「ニッピコラーゲン100」の売り上げが、健康食品売り上げの95%程度を占めるとしている。
 「ニッピコラーゲン100」は、水に溶けやすい粉末状のコラーゲン。カレーやコーヒーなど、日常の食事に混ぜて使うという。同社によると、同商品の1回当たりの使用量や、顧客1件当たりの利用者の数が増加していることなどが、好調の要因として考えられるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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