ネットショップ支援室/テックアットと提携/体験型店舗での販売も支援(2023年3月9日号)

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「canme」イオンモール茨木店の店内。商品を体験できる

「canme」イオンモール茨木店の店内。商品を体験できる

 ECシステム開発のネットショップ支援室(本社東京都、山本皓一朗代表)は3月9日、体験型セレクトショップ「canme(キャンミー)」を運営するテックアット(本社福岡県、延山勇貴代表)と資本業務提携を締結したと発表した。今回の提携により、D2CブランドのEC運営に加えて、リアル店舗での販売も支援できる体制を整備する。
 テックアットが運営する「canme」は、海外ブランドやネットで話題のアイテムなどを無料で体験できるセレクトショップ。現在は福岡天神店や新宿マルイ店、有楽町マルイ店、イオンモール大阪ドームシティ店、イオンモール茨木店の5店舗を展開している。
 「canme」はオフラインでイベントを企画し、顧客との新たな接点を生むだけでなく、モール型のECサイトでのネット販売まで支援している。SNSや女性向けウェブメディアでの発信にも注力しており、出品アイテムの認知拡大にも貢献する。公式アンバサダーには、タレントの優木まおみが就任している。
 ネットショップ支援室は、リピート通販向けECサイト構築システム「楽楽リピート」や、複数ネットショップの一元管理システム「アシスト店長」などを提供している。これまで主にECサイトの売り上げ拡大や業務効率化を支援してきたが、テックアットとの連携を深めることで、リアル販売まで包括的に支援できる体制を整える。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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