ネクステージグループ/「上司に気に入られなくていい」/24年入社予定者が先輩社員と相談会

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「キラキラ相談会」会場の様子

「キラキラ相談会」会場の様子

 ネクステージグループは2月21日、24年4月入社予定の内定承諾者が、同社の先輩社員と交流できる「キラキラ相談会」を開催した。同社に入社予定の学生や、内定承諾を検討している学生など12人が参加。メッドコミュニケーションズの営業力のある先輩社員に、入社後のキャリア形成や働き方などについて、質問をぶつけた。先輩社員からは、「営業成績が良ければ役職に就けるので、上司に気に入られる必要はない」といった、生々しい声も聞かれた。
 「キラキラ相談会」は、今回が初開催だという。内定承諾者や、選考継続を検討している学生が、入社前に社内の雰囲気を体感できる機会を設けるのが、開催の目的だ。入社後のミスマッチの防止にもつなげたいとしている。
 「キラキラ相談会」では、先輩社員として、メッドコミュニケーションズの36カ所ある支店の中でも、営業マンの売り上げが多く、支店長への昇格も多い神奈川支店の社員が参加。支店長や、入社1~2年目の先輩社員が、リフォームの営業提案の様子などについて語った。
 メッドコミュニケーションズの営業マンの中でトップセールスを記録している、神奈川支店の佐々木憩さんは、「入社前は、『営業はものを売る仕事』だと思っていたが、メッドコミュニケーションズでは、『仕事をしている人を売る仕事』だ。お客さまは、他社よりも高い見積もりを出しても、自分を信頼して成約してくれる」などと語った。
 座談会では、学生から、「どれくらいで役職に就けるのか」「支店長になるにはどうしたらいいか」「なぜ人を売るのか」などといった質問が飛び出した。
 ネクステージグループでは、入社前と入社後のイメージのギャップを減らし、人材の定着率を高めるため、こうした施策に注力している。ネクステージグループでは現在、新卒入社3年後の定着率が約75%となっており、さらに定着率を高めたい考えだ。
 同社では24年4月入社予定の新卒社員を、70人程度採用する予定。入社する人員の大半が、メッドコミュニケーションズやメッドコミュニケーションズ西日本の営業マンとして配属される予定だとしている。

座談会では内定承諾者からの質問も

座談会では内定承諾者からの質問も

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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