ブラジル発の寝具メーカーのインヴェル(本社東京都、カルラ・タバ社長)は2月16日、東京・江東区のイベントホールで、グランドオープニングイベント「INVELグランドオープン&アワードセレモニー」を開催、会員約800人が参集した。同イベントでは、条件を満たした、一部の会員に対して会社の利益を分配する「ファンダーズメンバー」の制度を創設したことも発表した。
インヴェルのカルラ・タバ社長は同イベントで登壇し、「メンバーの皆さんの情熱と、スマホなどのテクノロジーを駆使した活動はすばらしい。これから2年間で社会は一気に変わる。一緒にいい未来を作っていこう」と意気込みを語った。
インヴェルは2月、ブラジルに本社を構えるインヴェル・インターナショナルの日本法人として設立された。
国内ではこれまで、アライヴン(本社東京都、大井康之社長)がインヴェル社の寝具を商材にネットワークビジネス(NB)を展開してきた。23年2月にアライヴンが事業を停止し、新たに設立されたインヴェルがNBを開始した。アライヴンで活動してきた会員は、インヴェルに新たに登録し、活動を開始したという。
イベントでは、アライヴンの社長だった、Goen―3JAPAN(ゴエンスリージャパン、本社東京都)の大井康之代表取締役が、「ファウンダーズメンバー」制度の創設について発表した。
インヴェルによると、「ファウンダーズメンバー」制度は、プラチナランク以上のインヴェルの会員約200人のうち、特定の条件を満たした人が対象。インヴェルの1年間の利益の一部を、条件をクリアしたメンバーに分配するという。ファウンダーズメンバーには、毎月の製品のリピート購入や、セミナーへの参加といった活動が義務付けられるという。
大井代表取締役は、「ファウンダーズメンバーには、インヴェルが『自分の会社』であると考えて活動してほしい」と話した。
Goen―3JAPANは、ブラジルのGoen―3本社から技術提供を受け、日本で商品の製造を行う。23年秋をめどに、インヴェルへの商品供給を開始する予定だという。
イベントでは、インヴェルに関わる著名人の講演も行われた。
アライヴン時代の活動でタイトルアップしたメンバーの表彰も行われた。
インヴェル/特定の会員で利益分配の制度も/グランドオープニングイベント開催(2023年2月23日号)
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