ワタミ 22年4―12月期/宅食事業、343億円/第3四半期で過去最高(2023年2月16日号)

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 ワタミの22年4―12月期(第3四半期)における「宅食事業」の売上高は、前年同期比16.8%増の343億5200万円で、第3四半期としては過去最高になった。営業利益は同61.4%増の49億8500万円。23年3月期の売上高予想は過去最高の436億円を見込む。
 コロナ禍の外出自粛による宅配需要と健康意識の高まりに対応するため、冷凍総菜の販売による在宅勤務者などを対象にした拡販を展開。さらには、教育機関との事業協定締結など子育て層を対象にした営業を強化したほか、テレビ通販による広範囲にわたる購買層の宅食需要を取り込んだ。調理済み商品の累計届け数は前年同期比0.5%増の4746万食だった。
 22年2月1日に販売を開始したミールキット「PAKUMOGU(パクモグ)」の累計販売数が40万食を達成するなど好調に推移。3月末をめどに、「ワタミの宅食みまもりサービス」を本格的に開始することで、さらなる利用者の獲得を目指す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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