サニックス 第3四半期/住環境売上高2.9%増/HS部門は9.3%減収(2023年2月16日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 サニックスの22年4―12月期(第3半期)における住環境領域の売上高は、前年同期比2.9%増の117億700万円だった。営業利益は、同56.2%減の9億1300万円。
 戸建て住宅向けに白アリ駆除などを訪問販売するHS部門の売上高は、前年同期比9.3%減の85億9100万円で、営業利益は同49.9%減の9億5600万円だった。太陽光発電の製造、販売、施工などを行うSE部門の売上高は、12億8300万円で、営業損益は9000万円の赤字となった。
 HS事業部門では、人員の増加や提携先の開拓強化などに注力した。営業基盤の拡大や新規営業を強化してきたものの、感染が拡大してきたコロナの影響で対面営業の活動に制限がかかり減収となった。積極的な人員の増加を図ってきたことで営業利益は減少。22年12月末時点で、前年同月と比べて62人増の856人体制となっている。
 全体の売上高は、前年同期比5.8%減の343億4500万円、営業利益は同614%増の11億1100万円となった。
 23年3月期における通期連結業績の見通しは、22年11月に発表した計画から変更はなく、売上高は前期比8.6%減の465億6800万円、営業利益は15億2800万円と予想している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ