ショクブン 22年4―12月期/ミールキットが3%増収/自社PB商品の販路を拡大(2023年2月9日号)

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 ショクブンの22年4―12月期(第3四半期)における連結売上高は前年同期比2.0%の53億3800万円だった。
 主力のメニュー商品の売上高は同3.0%増の48億8700万円、特売商品は同7.5%減の4億5000万円だった。
 第2、第3の柱となる事業を模索し、販路拡大や企業とのアライアンスを積極的に展開した。自社 PB商品の新商品を投入するなど、商品開発に係る人員や設備を強化した。新商品を順次開発していくことで、ECサイトを通じて自社配送エリア以外の全国に販路を広げる。
 新たな取り組みとして1月から、食品スーパー「バロー」が展開するネットスーパー「ainoma(アイノマ)」の商品配送を受託し、大阪府高槻市で開始した。今後、段階的に協業規模を拡大し、両社のPB商品の相互取扱いなど検討していく。
 売上原価は、魚介類を中心とした原材料価格と包装資材費の高騰、製造拠点における人件費や水道光熱費の上昇により、原価率が61.2%と前年同四半期に比べ0.9ポイント増加した。
 販管費は、関西地区と静岡県でのテレビCMなど広告宣伝費用が増加したことにより、前年同四半期より1300万円増加し、19億1500万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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