ナック/水ボトルの定規を寄贈/国・自治体と連携のプロジェクトで勉強会も(2023年2月9日号)

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水や環境に関する勉強会の様子

水や環境に関する勉強会の様子

 「クリクラ」ブランドで宅配水事業を展開するナックはこのほど、水ボトルをリサイクルして作ったオリジナル定規を、「子供の未来応援国民運動マッチングネットワーク推進協議会」を通じて寄贈する取り組みを行った。同協議会と共同で、水や環境に関する勉強会も開催した。
 同社は以前から、国・地方自治体・民間が連携するプロジェクト「子供の未来応援国民運動」に賛同し、事業を通じた支援を行ってきた。同プロジェクトは、全ての子供が笑顔で夢や希望を持つことができる社会の構築を目指して発足したという。内閣府や文部科学省、厚生労働省、独立行政法人福祉医療機構が推進している。
 「マッチングネットワーク推進協議会」は、同プロジェクトに基づき発足した。国や地方公共団体、民間企業の応援ネットワークを構築することが目的だという。
 ナックではこのほど、同推進協議会経由で紹介を受けた2団体を窓口として、オリジナルの30センチ定規系2010本を寄贈したとしている。
 窓口となったのは、NPO法人全国子ども食堂支援センター・むすびえ(事務局東京都)と、一般社団法人全国子どもの貧困・教育支援団体協議会(事務局東京都)の2団体だ。
 水や環境に関する「お水の勉強会」も、「世田谷子ども食堂・上馬」とNPO法人カローレ(本部埼玉県)の計2施設で実施したという。勉強会では、クリクラの従業員が、学童保育などの施設を訪問。水の循環や環境配慮の大切さを伝える講座を実施したとしている。

オリジナルの30センチ定規系2010本も寄贈

オリジナルの30センチ定規系2010本も寄贈

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