タイガー魔法瓶/高級コーヒー市場に参入/独自プログラムでECへの誘引図る(2023年2月9日号)

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Siphonystaアンバサダープログラム

Siphonystaアンバサダープログラム

 タイガー魔法瓶(本社大阪府、菊池嘉聡社長)は2月21日、サイフォン式のコーヒーの抽出を自動でできるコーヒーメーカー「Siphonysta(サイフォニスタ)」を発売する。同社の自社ECサイトで販売する予定だ。同社では、同商品の発売をきっかけに、高級コーヒー市場への参入を考えているという。販促に当たっては、カフェなどからECに送客する取り組みを開始するとしている
 同商品は、これまで店舗で飲むことがほとんどだった「サイフォン式コーヒー」を自宅で気軽に飲めることから、注目を集めているようだ。
 商品の販促面で、「Siphonystaアンバサダープログラム」という取り組みを開始する。
 (1)カフェやコーヒー店がアンバサダーとなり、店舗で同商品を紹介する(2)店舗ごとのコードを発行し、顧客が同社の自社ECで購入する(3)購入に応じて、店舗にコミッションが支払われる─という仕組みになっている。
 「今までなかったコーヒーメーカーということから、『体験の場』が重要になってくると考えている。コーヒーのプロに直接薦めてもらうことが、何よりの販促になると考えている」(ソリューショングループ・広報宣伝チーム・加藤晋也氏)と話している。

「Siphonysta」を発売

「Siphonysta」を発売

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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