トウ・キユーピー 22年11月期/通販売上高は50億円/機能性表示食品と化粧品が躍進(2023年1月26日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
パーツケアの化粧品「ハンデコルテ」

パーツケアの化粧品「ハンデコルテ」

 化粧品や健康食品の通販を手掛けるトウ・キユーピー(本社東京都、谷川和正社長)の22年11月期の売上高は、前期比25%増の50億円となった。「肌のうるおい」を訴求する機能性表示食品「ヒアロモイスチャー240」と、パーツケアの化粧品「ハンデコルテ」の2製品の躍進が、増収の要因となったという。
 トウ・キユーピーでは、22年11月期中の新規顧客のチャネルは、新聞広告やインフォマーシャルなどのオフラインが8割、オンラインが2割となっているという。オンラインの比率が徐々に高まってきており、23年11月期はオンラインの獲得比率をさらに伸ばす計画だ。
 トウ・キユーピーでは、楽天市場やアマゾン、ヤフーショッピングなどのECモールでの売上比率も高まってきており、オフライン比率の高まりを下支えしているという。
 同社では22年8月、通販の基幹システムの変更を行った。現在では、顧客がECサイトのマイページから、定期契約の仕様を変更することもできる。オンライン上で既存顧客にクロスセルやアップセルができるようにもなった。
 23年11月期の通販の売り上げ目標としては、60億円を掲げている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ