アサヒグループ食品(本社東京都、川原浩社長)の「免疫機能の維持」を表示する機能性表示食品の届け出が22年12月21日、消費者庁に受理された。機能性関与成分は「L―92乳酸菌」。「免疫」を表示する機能性関与成分としては、20年に受理されたキリンホールディングスの「プラズマ乳酸菌」に次いで2例目となる。
届け出が受理されたのは、「ディアナチュラゴールド L―92乳酸菌&食物繊維」。免疫関連では「本品にはL―92乳酸菌(L.acidophilus L―92)が含まれます。L―92乳酸菌は、pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)の働きを助け、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています」と機能性を表示している。
「グアーガム分解物(食物繊維)」も機能性関与成分として配合しており、「グアーガム分解物(食物繊維)は、善玉菌(ビフィズス菌)を増やして腸内環境を整えることが報告されています」と、腸内環境に関する機能性も表示している。
「ディアナチュラ」シリーズはこれまで、ドラッグストアなどの店頭で販売されてきた。オンラインでは、一部アマゾンなどで購入することができる。
「L―92乳酸菌」は、アサヒグループ食品が運営する通販ブランド「カルピス健康通販」のメイン商品である「アレルケア」にも、主成分として配合されている。「L―92乳酸菌」が「免疫」の機能性関与成分として受理されたことで、今後、「アレルケア」を、機能性表示食品化する可能性もある。
アサヒグループ食品/キリンに続き2例目/「免疫」の機能性表示食品の届出が受理(2023年1月12日新年特大号)
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