サブスク振興会/大賞は登山地図アプリ/サブスク大賞の表彰式を開催(2022年1月1日新年特大号)

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ヤマップがサブスク大賞を受賞

ヤマップがサブスク大賞を受賞

 日本サブスクリプション(サブスク)ビジネス振興会(本社東京都、渡邊敦彦会長)は12月7日、優れたサブスクサービスを表彰する「日本サブスクリプションビジネス大賞(サブスク大賞)2022」の表彰式を開催した。大賞には登山地図GPSアプリを提供するヤマップを選出。登山者が万が一遭難しても迅速に救助できる「社会貢献性」を高く評価した。
 ヤマップが提供する「YAMAP(ヤマップ)」は、電波が届かない山の中でも、スマホのGPSで現在地と登山ルートが分かる登山専用アプリ。基本機能は無料で、活用頻度が高いユーザー向けに「登山地図の使い放題」や「ルートから外れた際の警告機能」など、サブスク型の有料プランを提供している。
 コロナ禍以降、アウトドアの人気が高まり、登山者が増加している。「YAMAP」を利用すると、登山者が遭難しても遭難位置が分かり、人命救助の一助にもなるという。
 大賞受賞を受けてヤマップのPR戦略部・上間秀美PR戦略推進室長は、「本当にうれしく思っている。同サービスは体験型アプリでファンの熱量をサービスに変えたもの。13年にサービスを開始し、来年で10年を迎える。今後もこのアプリを通じて、多くの人に登山を安全・安心に楽しんでもらいたい」と話す。
 「サブスク大賞2022」では、大賞以外に12社を表彰している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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