河野メリクロン/男性向け育毛剤を発売/元日本代表でPR、若い層の獲得狙う(2022年12月8日・15日合併号)

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男性向け薬用育毛剤「Upride」。メール便でも配送できるように薄型の容器にした

男性向け薬用育毛剤「Upride」。メール便でも配送できるように薄型の容器にした

 洋ランの研究や関連商品の開発・販売を行う河野メリクロン(本社徳島県、河野圭佑社長)は12月5日、男性向け薬用育毛剤ブランド「Upride(ユープライド)」を発売した。日本代表の経験もある現役のプロサッカー選手を起用したPRを展開。主力の薬用育毛剤「蘭夢」の顧客層よりも若い世代の取り込みを狙う。初年度の目標売上高は5億円。
 「Upride」は洋ラン(シンビジウム)から抽出した有効成分を配合した薬用育毛剤。発毛促進や育毛、脱毛の予防などの効能・効果が認められている。顧客ターゲットは30~50代の男性。主力の「蘭夢」のターゲットは60~80代の男女で、より若い層の取り込みを狙う。
 「お客さまの『挑戦を後押しする』が商品コンセプト。私も40代だが、職場でも責任ある立場に立ったり、家族を支えたりするこの世代の男性が輝くと日本も元気になる。同世代で輝き続けている現役のプロサッカー選手をイメージキャラクターに起用し、そのメッセージを皆さんに届けたい」(河野社長)と話す。
 現役のプロサッカー選手であり、日本代表の経験もある稲本潤一選手と遠藤保仁選手をイメージキャラクターに起用した。サッカーの世界大会「FIFAワールドカップカタール2022」が開催されているタイミングで、かつてワールドカップで活躍した経験があり、今なお現役選手である2人をPRに活用することで、ブランドメッセージを広く伝えたい考えだ。
 今後、2人のイメージを活用したオンライン広告などを中心に集客促進を図っていく。

河野圭佑社長

河野圭佑社長

イメージキャラクターに起用した遠藤保仁選手(写真左)と稲本潤一選手

イメージキャラクターに起用した遠藤保仁選手(写真左)と稲本潤一選手

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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