日本和装ホールディングス/第3四半期、1.1%減/新たな顧客層の獲得に注力(2022年12月1日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 日本和装ホールディングス(HD)の22年1―9月期(第3四半期)における売上高は、前年同期比1.1%減の35億4400万円だった。
 「やります!もっと着物、自由化宣言」をキャッチフレーズに、多様な着付け教室の展開を行うことで、今まで獲得できなかった顧客層の獲得に注力した。6~7月は、新規客と受講歴のある既存客を対象にした企画教室「帯だけ集中レッスン」を開催。浴衣にも合わせられる半幅帯の変わり結びなど、季節感のある教室内容で展開した。第2四半期から、プレミアム感や付加価値の高いツアー・イベントの提供に注力したことで、受注が好調に推移した。
 8月には、第15回となる「きものブリリアンツ全国大会」を帝国ホテルで開催。15回目を迎えた記念大会でもあったことから、会場づくりや演出などにも注力した結果、前年を上回った。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ