ヤマノホールディングス 22年4-9月期/売上高2.0%増に/展示販売会の開催強化で(2022年12月1日号)

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 着物や美容機器などの訪販を展開するヤマノホールディングスの22年4―9月期におけるDSM(訪販)事業の売上高は、前年同期比2.0%の4億6400万円だった。コロナ禍の行動制限が緩和されたことにより、展示販売会の開催を強化できたことが、増収につながったとしている。
 DSM事業の22年4―9月期の営業利益は、100万円の赤字だった。前年同期は2100万円の赤字だったことから、赤字幅は減少したことになる。利益率の高い健康関連商品の販売を強化したことが、赤字幅の縮小につながったとしている。
 ヤマノホールディングスの22年4―9月期の全社売上高は、前年同期比5.6%増の67億9500万円だった。主力の和装宝飾事業の売上高が前年同期比3.2%増の48億8300万円となった。展示販売会での集客と売上高が回復したことが増収の要因。合同展示販売会の売上高は、同41.3%増となった。
 和装宝飾事業の営業利益は、同51.5%増の1億3800万円となった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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