アルマード 22年4―9月期/売上高は27.8%増/TVCMで増収も、営業損失(2022年12月1日号)

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 卵殻膜化粧品の販売を手掛けるアルマードの22年4―9月期(中間期)の売上高は、前年同期比27.8%増の31億5000万円だった。テレビCMの放送により、直販の新規獲得顧客が拡大したことで売上高は2桁増だった。同時に広告宣伝費が多額に発生したため、営業損失1億3000万円を計上した。
 チャネル別の売上高は、直販が同61.9%増の16億4600万円、外販(ОEM)が同5.4%減の7億800万円、TV通販が同9.9%増の6億1900万円、外販(一般流通)は同30.7%増の1億7600万円だった。
 直販顧客の新規獲得数は順調で、2四半期連続で過去最高の獲得数となった。定期会員数の推移も拡大しており、22年4―6月期(第1四半期)時点で前年同期比72.2%増の8万3423人、7―9月期(第2四半期)時点では、同59.9%増の7万9136人で推移している。
 テレビCMの実施に伴い、販管費は同61.4%増の22億1100万円に増大。内訳も販促費が同88.8%増の13億8800万円、物流費が同65.9%増の3億5500万円となっている。
 経常損失は1億3000万円、四半期純損失は9100万円だった。
 23年3月期の業績予想は、売上高が前期比16.5%増の62億5000万円、営業利益は同12.5%増の9億4000万円、経常利益は同11.3%増の9億3100万円、当期純利益は同10.9%増となる6億4500万円を予想している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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