日本トリム 22年4―9月期/整水器売上高4.4%増/コロナ余波も、営業環境は改善(2022年11月10日号)

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 電解水素水整水器の職域販売を手掛ける日本トリムの22年4―9月期(中間期)の整水器販売の売上高は、前年同期比4.4%増の40億1300万円だった。直販部門では、コロナ禍による影響の余波はあるものの、営業環境は改善しつつあるとしている。
 22年4―9月期における「DS(職域販売)」の売上高は、前年同期比9.4%増の20億2600万円だった。「HS(取り付け・紹介販売)」は同2.2%減の7億7800万円。「SS(店頭催事販売)」は同8.7%増の2億4800万円だった。
 日本トリムでは、職域販売のセミナー開催数を徐々に増加させるとともに、現場の営業手法を見直すなどして、電解水素水整水器の、対面での営業効率を高めている。
 同社では、整水器の年間売上高を、27年3月期中に、200億円にまで高める計画を立てている。職域販売部門で月間5000台、紹介販売部門で月間1700台を販売できる体制の構築に向けて、人員の増強や、営業力の強化を図っている。
 ウェブ販売においては、オウンドメディア「トリムミズ・ラボ」の育成に注力している。販売支援ソフトを導入するなどして、購買率の向上にも取り組んでいるという。
 ウェブ販売の22年4―9月期の売上高は、前年同期比7.6%減の2億2400万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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