テレシー/100万円からのTVCM/出稿中の企業からの需要も(2022年11月3日号)

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 「100万円からのテレビCM」など、アナログ広告の支援事業を行うテレシー(本社東京都、土井健CEO、(電)03―4577―1469)では近年、D2Cを中心としたEC企業のサービス利用が急増しているという。「ターゲティング広告の規制もあり、テレビCMが再評価されつつあるのでは」(土井CEO)と話す。
 同社では「100万円からできるテレビCM」のサービスを提供している。
 効果に関しても、ネット広告と同様に、可視化できる。そのため、PDCAを回しながら運用できるのが特徴となっている。
 「テレビを見る人が減っていると言っても、30代以上ではまだまだ効果が高い。『認知拡大にはテレビCM』と考える企業が増えているようだ」(同)と話す。
 「テレビCMは、東京であれば数千万かかる。だが、広島や福岡、宮城などでは、1000万円弱でも出稿できる」(同)と言う。
 「特に認知を拡大させたいD2C企業からの需要は多い。まずは数百万円で試したいという企業が多いようだ」(同)とも話す。
 「テレシーのサービス開始以来、実績が蓄積できてきたことから、各企業の事業内容や規模に合った提案ができるようになっている。これまでテレビCMを出稿してきた企業からの依頼も増えてきている。ネット広告の魅力が減りつつある今だからこそ、効果的なアナログ広告を届けていきたい」(同)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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