<「楽天うまいもの大会」3年ぶりに開催>/新旧店舗が共演、リアルの熱気再び(2022年11月3日号)

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楽天の担当者に今回の手応えを聞いた

楽天の担当者に今回の手応えを聞いた

 楽天グループ(楽天)は10月19~25日、ECモール「楽天市場」の人気グルメを集めた「楽天うまいもの大会」を名古屋駅直結の百貨店「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で開催した。コロナ禍の影響もあり、今回は3年ぶり9回目の開催となる。久しぶりの開催となった「食」のビッグイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
 「楽天うまいもの大会」には、全国から選抜された55店舗が参加し、約1000点の商品を販売したという。「楽天市場」が開設25周年を迎えた「感謝」と、”3”年ぶり”9”回目であることから「39(サンキュー)」にちなんだ特別な商品を数多くそろえた。
 「39(サンキュー)に掛けた、さまざまな限定品や福袋などを店舗さまにたくさんご用意いただいた。福袋も前回の19年よりも、かなり多い種類を用意できた」(店舗コミュニケーション推進課 三橋智慧子マネージャー)と話す。
 ロリアン洋菓子店は2種類の栗ペーストを使用した、長さ33センチで3399円のロールケーキを販売した。「楽天市場」の人気商品を詰め込んだ3900円の福袋も多数販売していた。
 「3年ぶりの開催ということもあり、常連店舗さまもこのイベントのために、新しい挑戦をしてくれている。『焼きショウロンポウの店【王府井】』さんは、3年間練りに練ったアップルパイ風の小籠包『アップルパイチェンパオ』をこのイベントのために用意してくれた。他にも『おいもや』さんと『恵那栗工房 良平堂』さんのコラボ商品『栗きんとんお芋モンブランプリン』も大人気」(同)と話す。


■店舗同士の交流も活発

 「楽天市場」のフードジャンルの人気店が勢ぞろいしているだけではなく、初参加の店舗が21店もあったという。
 「前回よりも初参加の店舗が多い。フレッシュさもありつつ、『戻ってきました』という常連店舗が混在している。お客さまにとっても新しい発見があったと思う」(同)と話す。
 「楽天うまいもの大会」恒例の店舗同士の交流も活発に行われたという。3年ぶりの開催ということもあり、久しぶりに顔を合わせて盛り上がる店舗や、初出店の店舗に常連店舗がアドバイスする姿も見られたという。
 「隣の店舗さんと声を掛け合ったり、分からないところを相談したりして、皆さん協力し合いながらイベントを盛り上げてくれている。このイベントから、また新しいコラボが生まれるといいなと思っている」(同)と話す。
 今回、楽天が運営する全国の食品やスイーツを取り扱う店舗「Premium FOOD Select(プレミアムフードセレクト)」も初出店した。「楽天うまいもの大会」でも人気の高い複数店舗の人気スイーツを詰め合わせた「楽天25周年記念スイーツ福袋」も人気を集めていた。

「おいもや」には常に大行列

「おいもや」には常に大行列

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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