グリラス/食用コオロギについて講義/学生向けの授業プログラムを整備(2022年11月3日号)

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 食用コオロギを使った、食品のECや、原料の卸などを行うグリラス(本社徳島県、渡邉崇人社長)は11月1日、食用コオロギに関する、学生向け特別授業プログラムの募集を開始した。食にまつわる社会課題と、その解決策として期待される食用コオロギについての授業を行う。「コオロギパウダー」を使った料理体験なども実施するという。
 授業は、オンラインと対面のどちらかを選択できる。授業は、同社で昆虫食ビジネスを取りまとめる役員や、コオロギの品種改良・飼育を専門とする研究員などが行うという。
 受講者には、同社の自社ブランド「C.TRIA(シートリア)」の商品の無償提供も行っている。講義の際に実食もできるという。
 コオロギパウダーの料理体験も併せて行える。メニューは、同社が作ったオリジナルのものだという。
 毎月第3木曜の午後6時からは、複数人の受講者を対象に、ウェブ講演会を実施することも予定しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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