ダスキン/大掃除実施率は調査以来最低/コロナ禍で掃除の頻度高く(2022年10月27日号)

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 ダスキンは、全国の20歳以上の男女計4160人を対象に、21年末の大掃除の実態をインターネット調査、大掃除実施率は51.8%で調査開始以来最低の実施率となった。
 実施した人の内訳を見てみると、コロナ禍で普段の掃除時間・頻度が増えた人は、全体よりも20%近く大掃除の実施率が高い結果となった。また、大掃除した理由は「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」が最も多かった。一方で、大掃除しなかった理由で最も多かったのは「普段こまめに掃除をしている」で、大掃除の実施には普段掃除の取り組み具合が大きく関係しているという。
 ダスキンでは「コロナ禍前までの調査では、普段の掃除をこまめに実施している人ほど大掃除実施率が低い傾向だったが、コロナ禍以降の調査では、普段の掃除が増えた人ほど大掃除実施率が高い結果に変わった。衛生意識の高まりやコロナ禍での掃除経験を経て、普段の掃除の取り組み具合や年末大掃除において、掃除する人・しない人の二極化が進んでいるものと推測している」としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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