ANAグループのANA X(本社東京都、轟木一博社長)は10月20日、「ANAマイレージクラブアプリ」を刷新した。年明けには、アプリ内にECモールを開設する。新アプリを通してマイル活用の幅を広げ、「ANA経済圏」の拡大を図る。
新アプリに「ミニアプリ」の機能を設け、ホテルを予約したり、ANAカードの情報を確認したりできるようにする。ミニアプリの一つとしてECモールも開設する。
ECモールでは、日用品、家電、食品など多様な商材を取りそろえて、ANAユーザーに利用を促進する。ECモールの開設は、国内航空会社として初の試みだという。
ANA Xの轟木一博社長は20日の発表会で「来年の年明けにはECモールを開設する」ことを宣言した。ANAグループの強みを生かし、有名店や地方の人気販売店などの出店を誘致する方針だ。
ECモールでもマイルを貯める・使う機会を増やすことで、「ANA経済圏」の活性化につなげたい考えだ。
ANA X/ECモール開設(2022年10月27日号)
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