えがお/来期売上200億円に/主力商品リニューアル、販促強化(2022年10月27日号)

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えがおの成長戦略を説明する原田永幸最高経営責任者(CEO)

えがおの成長戦略を説明する原田永幸最高経営責任者(CEO)

 健康食品などの通販事業を手掛ける、えがお(本社熊本県、北野忠男会長兼社長)は来期(23年12月期)、売上高200億円を目指す。現状の売上高は150億円強。主力の健康食品をリニューアルして機能性表示食品化するほか、食品や美容商材の取り扱いも強化する。15年12月期に過去最高の売上高260億円を計上していたが、その後は減収傾向が続いていた。今年5月、アップルやマクドナルド、ベネッセコーポレーションで社長を務めた原田永幸氏を最高経営責任者(CEO)に迎えたことで、積極的な営業展開を図っていく計画だ。

 今後の成長戦略について、原田CEOが会見で明らかにした。現状売上高の約70%を、健康食品である黒酢と鮫珠が占めている。両主力商品についてはリニューアルを図り、機能性表示食品として取り扱っていく。
 特に黒酢は通販業界トップの売上高を占めているとみられるが、さらに現状の50%強となる売り上げ規模まで拡大する計画だ。その一環として既存商品に乳酸菌を加えていく。さらに、既存のカプセルタイプを見直し、飲みやすくするため小粒化を図っていく考えだ。
 デジタル領域への強化も図る。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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