ウェルサーブ/ワインECを開始/専門サイトをオープン(2022年10月13日号)

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 千趣会の子会社であるウェルサーブ(本社東京都、市ノ川真社長)は10月11日、ワインのEC事業を開始した。同日付でワイン専門通販サイト「暮らすワイン」をオープン。40~50代向けにデイリーワインを中心として販売する。
 食の情報誌「料理王国」やグルメスタジオ「FOOVER」などで培った、国内のトップシェフやソムリエとのネットワークを生かした商品企画や情報発信を強みにする。
 高品質でお手頃価格なワインから、特別な日に味わいたいリッチなワインまで用意した。ワインに合う食材なども販売する予定だ。
 千趣会とJFLAホールディングスは5月30日、合弁会社の設立に向け基本合意書を締結。6月17日にウェルサーブ設立に関する合弁契約を締結した。
 ウェルサーブの資本金は3000万円。出資比率は千趣会が51%、JFLAホールディングスが49%となっている。
 ウェルサーブは千趣会の顧客基盤と、JFLAホールディングスが持つ食のバリューチェーンを補完し合うことで、ワインのEC事業をはじめ、「食」の領域における共創モデルを構築。酒類・飲料・食品の企画、販売事業を行っていく。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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