米アマーレ、カイアニを買収/両社は今後、合併・経営統合へ(2022年9月29日号)

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 米国に本拠を構えるネットワークビジネス(NB)で、栄養補助食品を主力にするアマーレグローバル(本社カリフォルニア州、ジャレッド・ターナーCEO)はこのほど、NBを展開するカイアニジャパン(本社東京都、加藤嘉明ジェネラルマネージャー)の米親会社のカイアニ(本社アイダホ州、ケイティ・ホルトラーセンCEO)を買収した。今後両社は合併・経営統合する。
 カイアニはアマーレの傘下に入り、カイアニの経営陣が加わったアマーレの経営陣によって運営されるという。カイアニの共同設立者であるカール・テイラー氏と、もう一人の設立者であり、19年12月に飛行機事故で急逝したカーク・ハンセン氏の遺族はアマーレの株主になったとしている。テイラー氏はアマーレの取締役も務める。ホルトラーセンCEOも新最高インパクト責任者(CIO)として経営に参画するという。
 現時点では、全ての海外市場で報酬プランも含めて通常通りの営業を継続し、ビジネス統合や移行についてはしばらく時間を要する見通しだ。今後、30日、60日、90日のロードマップを示すとしている。
 アマーレは10月14・15日にインターナショナルコンベンションの開催を予定しており、このイベント内で方針が示される可能性もありそうだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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