ポーラ/「生理用品配布」が最優秀賞/第2回SDGs大会を開催(2022年9月22日号)

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 ポーラ(本社東京都、及川美紀社長)は9月20日、ポーラの販売員や販売員のグループがSDGsの取り組みをプレゼンする「ポーラ 第2回SDGsプレゼン大会」を開催した。大会では、事前の審査を勝ち抜いた5組がプレゼンを披露した。最優秀賞には、「静岡エリアの小長谷スタッフ&静岡ゾーンショップ」が選ばれた。「静岡エリア」のBDは、ポーラのショップで集めた寄付金で購入した生理用品を、地域の学校などに無料配布する取り組みを実施したという。
 「ポーラ SDGsプレゼン大会は、全国のショップで活動する販売員のビューティーディレクター(BD)や、ポーラの事業部が、SDGsの目標に向けて取り組み、地域と共創して盛り上げていくプロジェクトだ。ポーラでは、創業100周年に当たる2029年に向けて、「We Care More.世界を変える、心づかいを。」をスローガンに、ショップやエリアごとに、さまざまなSDGs活動に取り組んでいる。
 最終選考には、地域のクリニックで障害者向けにハンドマッサージやフットマッサージを提供している「近畿エリアのエステイン美夢花ショップ」など、5組のプレゼンが紹介された。
 5組のうちの1組である「中京エリアのSmileショップ」は、毎月1回、耳の不自由な顧客を講師に迎えて手話のレッスンを開催する取り組みを紹介した。
 「Smileショップ」では、季節の美容情報を手話で伝える動画を、定期的にインスタグラムで配信しているという。
 今回の大会で発表された取り組みは全て、BDが商品の販売活動とは別に、自主的に行っているものだという。
 最優秀賞を受賞したBDには、今後取り組んでいくSDGs活動にかかる費用の一部を、ポーラが支援金として提供するとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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