RiceWine/総額3億円を調達/製造体制強化と人材採用に充当(2022年9月22日号)

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酒井優太CEO

酒井優太CEO

 日本酒のD2C事業を展開するRiceWine(ライスワイン、本社神奈川県、酒井優太CEO)は9月8日、総額3億円の資金調達を発表した。調達資金は、製造・販売体制の強化や人材採用などに充当する。
 DIMENSION(ディメンション)、ロッテベンチャーズ・ジャパン、横浜キャピタル、三菱UFJキャピタルを引受先とする第三者割当増資を実施した。調達資金は自社工場の強化と、海外販売を推進するための人材採用、海外パートナー企業の開拓、海外直販店の開設などに充てるという。
 ライスワインは19年、日本酒ブランド「HINEMOS(ヒネモス)」を発売した。自社ECサイトでの販売やクラウドファンディングの活用、首都圏での催事を通じて、販路を拡大してきた。
 「現時点での海外売上比率は数%だが、25年度には50%近くまで引き上げていきたい。今後は中国、台湾、シンガポール、香港、韓国、ベトナムに積極的に進出し、事業を拡大させたい」(酒井CEO)と意気込みを語る。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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