一蔵 22年4―6月期/和装事業、減収減益/催事関連などの積極展開も

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 一蔵の22年4―6月期(第1四半期)における和装事業の売上高は、受注獲得に向けた催事関連費用や、教室の生徒獲得に向けた募集費用を積極的に投下したものの、前年同期比4・3%減の29億8200万円、営業損失は1億5900万円だった。
 和装事業のセグメント別業績は、振袖や呉服の「販売」が同10.3%減の15億8900万円、「レンタル」は同7.7%増の3億1600万円、「加工」は同10.2%減の2億8000万円、「写真」は同9.0%増の6億5700万円、「その他」が同3.7%増の1億3900万円だった。
 受注実績は前期比5.8%増。店舗運営や展示会販売による受注が堅調に推移した。
 SPA商品(PB商品)の受注実績は、同11.2%減だった。
 22年4月に「一蔵平塚店」、「ICHIKURAきものマルシェららぽーと海老名店」をオープンした。また、全国50カ所で展開する「きもの着方教室 いち瑠」のイメージキャラクターに俳優の黒谷友香を起用した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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