eBayJapan/韓国食品の流通2倍へ/韓国農水産食品流通公社と連携強化(2022年9月8日号)

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韓国農水産食品流通公社のキム・チュンジン社長(写真左)とeBayJapanのグ・ジャヒョン代表

韓国農水産食品流通公社のキム・チュンジン社長(写真左)とeBayJapanのグ・ジャヒョン代表

 ECモール「Qoo10(キューテン)」を運営するeBayJapan(イーベイジャパン、本社東京都、グ・ジャヒョン代表)は9月2日、韓国農水産食品流通公社(atセンター、本社韓国、キム・チュンジン社長)と韓国食品の流通において連携していくためのMOU(基本合意書)を締結した。今後、両社で韓国食品の販促を強化し、「Qoo10」における韓国食品の流通額を数年で2倍超へ拡大したいという。
 今回のMOU締結により、eBayJapanとatセンターとの協力関係をより強固にする。eBayJapanでは、韓国食品メーカーの出店支援や、韓国食品のキャンペーン施策を強化する方針だ。
 atセンターのキム社長は、「日本は初めて海外支社を設立した最も重要な市場。今回の業務協約締結により、オンラインを通じて日本の消費者に韓国産農食品を楽しむことができるよう協力体系を継続していきたい」と語る。
 eBayJapanのグ代表は、「『Qoo10』は現在、約2200万の会員がいる。利用者は韓国食品への興味や関心も非常に高く、まだ日本に流通していない商品を知っている方も少なくない。atセンター東京支社と、これまで『Qoo10』で韓国食品の販売イベント『K―Foodフェア』を5回開催している。今後、イベントの開催ペースも上げていきたい」と語った。
 「Qoo10」では直近2年間で韓国食品の流通額が4倍以上拡大している。今後は日本における韓国食品のニーズをatセンターと共有し、生産者の紹介を受けたり、生産者と共同で商品を開発したりしたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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