麻産業創造開発機構/”麻産業”の検討会開催/CBDの可能性をプレゼン(2022年9月1日号)

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 (一社)麻産業創造開発機構(HIDO)はこのほど、「持続可能な社会を見据えた”麻産業”検討会」を衆議院第一議員会館で実施した。三重大学の諏訪部圭太教授や、(一社)カンナビジオール普及機構の日比野佐和子理事長など6人が、麻産業およびCBDの可能性についてのプレゼンを行った。200人以上が参加した。
 同団体では、(1)大麻草の栽培や製品流通に関連する仕組みの構築や法整備に関する事業(2)大麻草についての正確な知識の普及と倫理意識の醸成に関する事業(3)大麻草関連産業や団体の連携促進に関連する事業(4)大麻草由来(CBD含む)の製品の開発や販売等の支援に関する事業─の4点に取り組むとしている。
 同団体の会員には、大麻取締法など、法律の最新情報の共有を行う。年3回のセミナーを実施、商品開発の支援なども行うという。
 大麻取締法については21年に厚生労働省で検討会が開催されるなど、法改正の可能性が出てきている。現在の部位規制から、成分規制に変わる可能性もある。同団体では「法改正により、国内の麻産業はより活発化すると考えている。麻の正しい知識を広げて、業界の発展につなげていきたい」と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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