パルシステム神奈川/ウクライナ避難民を支援/全国発送「パルのはこ」を活用(2022年9月1日号)

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神奈川県にきたウクライナ避難民への毎月の食料支援を開始

神奈川県にきたウクライナ避難民への毎月の食料支援を開始

 生活協同組合パルシステム神奈川(本部神奈川県、藤田順子理事長)は8月21日、神奈川県に避難してきたウクライナ避難民への毎月の食料支援を開始した。川崎市在住のウクライナ人、テティアナ・ソロツカさんの協力のもとパルシステム商品を選定し、宅配便を用いたサービス「パルのはこ」で希望者の居住先に届ける。
 「パルのはこ」は、パルシステムの利用者が注文した商品を、通常の配達先以外の指定した宛先へ、宅配便によって配達するサービス。
 今回は神奈川県からウクライナ避難民への食料支援の協力要請に応えたもので、8月21日から毎月1回、常温保存のパルシステム商品3000円分を希望者に届ける。県内の居住地において少しでも祖国に近い食生活を送れるように、ウクライナ人が好む食材や味付けの商品を川崎在住のテティアナ・ソロツカさんが選定する。
 開始から1年間、12回の商品発送には、パルシステム商品を全国に届けるサービス「パルのはこ」の仕組みを活用する。このサービスは利用者である組合員が離れて暮らす家族などにメッセージを添えて商品を送る仕組み。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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