オーイズミ/D2Cの武内製薬を買収/21年8月期売上高は14億円(2022年8月25日号)

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 パチスロ機器メーカーのオーイズミは8月19日、化粧品の製造・販売事業などを展開する武内製薬(本社東京都、金光左儒社長)の発行済全株式を取得し、子会社化すると発表した。武内製薬の持つD2Cのノウハウなどを活用し、オーイズミが積極的に展開しているEC事業の価値向上を目指すという。武内製薬の21年8月期の売上高は、前期比58.6%増の14億1000万円だった。
 オーイズミは、8月19日の取締役会において、武内製薬の発行済全株式1万株を取得し、子会社することを決議し、株式譲渡契約を締結した。株式譲渡実行日は8月31日の予定となっている。
 オーイズミグループでは、遊技場設備機器の製造・販売から、メガソーラー、不動産賃貸、ゲームソフトの企画制作・販売、酒類醸造、健康食品・農産物加工食品の製造・販売まで、多岐にわたる事業を展開している。
 一方、武内製薬では化粧品の製造・販売事業を軸に、EC、卸売り、OEM、ECコンサルなどの事業を展開している。商品企画から製造・マーケティング・販売まで、一貫して自社で手掛けているという。ブラジリアンワックスやプロテインなど、多彩な商品を展開している。
 オーイズミでは、武内製薬の保有するD2Cのノウハウや情報を活用し、自社の食品事業や酒類販売事業、ペットフードビジネスに生かすことを検討しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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