スタッフDXアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を運営するバニッシュ・スタンダード(本社東京都、小野里寧晃代表)は8月4日、アパレル店舗スタッフの接客コンテスト「STAFF OF THE YEAR(スタッフ・オブ・ザ・イヤー) 2022」の最終審査を実施した。タレントのアン ミカ氏などが審査を行い、グランプリには「BEAMS(ビームス)」恵比寿店のHeg.(ヘグ)さんが選ばれた。
「STAFF OF THE YEAR 2022」は、22年4月から審査を開始。8万人のスタッフの中から勝ち抜いた16人のアパレル店舗スタッフが最終審査に進出した。最終審査では、ライブ配信サービス「LINE LIVE(ラインライブ)」の視聴者に向けた「ライブ接客」、顧客に扮したゲストに接客を行う「接客ロールプレイング」、店舗スタッフとして自身の思いを発表する「自己PR」の3項目で審査した。
■人間性や接客技術を評価
グランプリに輝いたHeg.さんは、「ライブ接客」では18万人の視聴者が見守る中、画面の向こう側の顧客にジェスチャーを交えて商品の詳細を説明するだけでなく、高い表現力を駆使した接客のスキルを披露した。
「接客ロールプレイング」でも親しみのあるコミュニケーションに加え、スカーフを用いたワンポイントのアドバイスを効果的に伝えることで、顧客役の心を射止めていた。
Heg.さんは受賞後、「楽しかったコンテストが今日で終わってしまうことが寂しいが、これからもコンテストを通して成長できた私の接客を見てほしい」とコメント。
オンライン接客については、「店頭にいる私たちがオンライン接客をするからこそ、伝えられるものが必ずある」と語った。
バニッシュ・スタンダードの小野里代表は、「店員さんの素晴らしい人間性、技術、アパレルを好きな思いが広く伝わることで、もっと応援されるようになる、もっとお客さまが付くようになって、未来のアパレル店員が増えることを願っています」とエールを送った。
〈最高賞にビームスのHeg.さん〉 バニッシュ・スタンダード/販売スタッフの接客コンテスト開催(2022年8月11日・18日夏季特大号)
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