ダイヤモンドライフ 22年5月期/売上高16%増の25億円/方向性示し、地固め強化(2022年7月28日号)

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近藤秀仁社長

近藤秀仁社長

 羊膜エキスと酵素、ローズウォーターを配合した健康食品をネットワークビジネス(NB)で展開するDAIYAMONDLIFE(ダイヤモンドライフ、本社福岡県、近藤秀仁社長)の22年5月期における売上高は前期比16.4%増の25億円となった。会社の方向性を会員に積極的に発信し、地固めを強化する取り組みが増収につながった。
 従来から取り組んでいる会員教育や積極的なプロモーションが増収に寄与する一方で、売り上げだけを求めるのではなく、プロセスを重視する方針も伝え続けてきた。「売り上げだけ追いかけてしまうと、会社の方向性がずれる。結果、会員も方向性がずれてしまうことになる」(近藤社長)とし、改めて会社が進もうとする方向性を1年間、継続的に発信し続けてきたのだという。
 23年5月期の売り上げは、30億~40億円を目指す計画。期初の22年6月度の売り上げは、前年同月比を上回っており、好調な滑り出しをみせた。「今期に売り上げが伸びるための施策を前期1年間しっかりと行ってきた。この準備が今期に花開くはずと判断している」(同)と強調する。アフターコロナや値上げなどの不安定な社会情勢に対して近藤社長は、「企業努力を欠かさず行っており、情勢が不安定でも対応できる準備は整えている。不安は全くない」と強調する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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