ハーモニック/クレカ情報など流出疑い/ECサイトに不正アクセス(2022年7月21日号)

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 カタログギフト大手のハーモニック(本社新潟県、柄沢利文社長)は7月13日、自社ECサイトの顧客クレジットカード情報が最大2万8700件、個人情報が最大15万236件漏えいした可能性があると発表した。第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたためとしている。
 漏えいがあったのは自社ECサイト「カタログギフトのハーモニック」。情報が漏えいした可能性のある顧客には個別に連絡している。ハーモニックは調査結果を踏まえてシステムのセキュリティー対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図るとしている。
 同社によると、今年2月8日にクレジットカード会社から漏えいの疑いを指摘された後、第三者機関による調査を行った。
 ハーモニックが運営している他のサイトは、不正アクセスの対象にはなっていないという。また、百貨店などで購入したハーモニックのカタログギフトも、今回の不正アクセスによる情報の漏えいの心配はないとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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