生活協同組合パルシステム神奈川/新規配送拠点を開設/環境配慮型設備を活用(2022年7月14日号)

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横浜菅田センターの外観

横浜菅田センターの外観

 生活協同組合パルシステム神奈川(本部神奈川県、藤田順子理事長)は7月8日、県内13番目となる配送拠点「横浜菅田センター」を開設し、同日に開所式を開催した。環境配慮型設備を活用するとともに、宅配業務の効率化で高まる宅配需要に対応する。
 新設した「横浜菅田センター」は、宅配商品を保管する全ての冷凍・冷凍設備に自然冷媒を採用した。温暖化係数(GWP)の低い冷媒の使用で環境負荷を抑えたという。設置には、環境省による「脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業」の補助を活用したという。さらに屋根の一部には遮熱塗料を使用し、屋上緑化も導入している。
 施設内の照明設備のスイッチには、NPO法人みんなの家ココ(所在地平塚市)の利用者が絵付けをした木製プレートを採用し、季節感を演出した。センター敷地内には、社会福祉法人進和学園(所在地平塚市)が栽培した記念樹を、開所式当日に植樹した=写真。両団体との連携は、リンクプロデュース(所在地平塚市)の協力で実現したという。
 開所式でパルシステム神奈川の藤田理事長は、「関係各社のお陰でセンターができ、大変感謝したい。横浜菅田センターを通じて、地域の皆さまの暮らしに貢献していきたい」と話した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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