集英社/メディア初導入の広告/クッキーなしで感情推測(2022年7月14日号)

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 集英社(本社東京都、廣野眞一社長)はこのほど、運営する「HAPPY PLUS」(ハッピープラス)」など九つのウェブ媒体に、クッキーを利用せずにネットメディアを通じて情報に接している人の感性や感情を人工知能(AI)が推測して関連情報や広告を表示するサービス「Trig’s(トリグス)」を導入した。同サービスを導入したメディアは集英社が初めて。
 「トリグス」はソケッツ(本社東京都)が開発したクッキーレス感性ターゲティング広告サービス。クッキーに依存せず、ユーザーにより適したコンテンツを届ける。感性や感情でターゲティングを行い、新しい情報や広告に触れる機会の創出につなげる。
 集英社は今年3月からソケッツと協力し、ファッション、化粧品、食品など10社が参加するオープントライアルを実施してきた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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