宝島社/自社EC売上が3倍超に/利便性高めて会員100万人(2022年7月14日号)

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 宝島社(本社東京都、蓮見清一社長)は今年6月、自社ECサイト「宝島チャンネル」の会員数が100万人に達し、売り上げは前年実績に比べて3倍超となった(売り上げ数字は非公開)。EC限定など全ての自社商品が購入できる利便性の高さで、新規顧客を取り込んだとしている。
 「宝島チャンネル」でしか入手できない限定商品の販売や、購入者限定のノベルティーの配布を実施した。コラボレーションしているブランドからは、出版流通前のテストマーケティングとしても喜ばれている一方、購入者にとっては希少価値を感じられる施策となっている。こうした取り組みが支持されて、会員数や売り上げの増加につながったとしている。
 宝島社は販路限定の商品を多数取り扱っているが、全ての商品を一度に閲覧、購入できるのは「宝島チャンネル」だけとなる。
 この他、LIVEショッピング専用スタジオからの配信を毎週実施しており、配信中に視聴者がネットで購入することも多いという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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