プラスアルファ・コンサルティングの21年10月―22年3月期(中間期)の連結決算は、売上高が前年同期比30.2%増の37億5000万円、営業利益が同24.7%増の13億100万円となった。CRMツール「カスタマーリングス」、テキストマイニングツール「見える化エンジン」は計画通りに進捗した。
人材の管理や育成などを支援する「タレントパレット」は好調だった。
マス広告やウェブ広告などによるオンラインマーケティング、展示会やセミナーなどのイベントによって集客し、導入を検討する企業にはサービス説明やデモを実施しながら受注を獲得してきた。
同社が手掛ける、「カスタマーリングス」をはじめとしたSaaS型のクラウドサービスは、システムの拡張性が高く、導入までの期間やコストなどのハードルが低い。このことから企業規模や業種を問わず投資意欲が高く、市場成長をけん引しているという。企業のデジタル化シフトによる働き方の見直しや業務の自動化・効率化などへの取り組みが背景にある。
経常利益は同23.2%増の12億9300万円、純利益は同24.3%増の8億5500万円だった。
プラスアルファ・コンサルティング/中間売上30%増に/CRMツールは計画通り(2022年5月26日号)
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