トランスコスモス/日本直販事業を売却へ/ギグワークス子会社に譲渡(2022年5月26日号)

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 トランスコスモスは5月19日、総合通販「日本直販」を母体とする「日本直販事業」を新設会社に承継の上、7月1日付でギグワークス子会社に譲渡すると発表した。13年から運用してきた「日本直販」ブランドの総合通販事業を売却し、BPO事業などの中心業務へと経営資源を集中させていく。
 7月1日付で総合通販事業を手掛ける日本直販株式会社を新設し、同日付でギグワークスの子会社となるカタログ通販の悠遊生活(本社神奈川県)へと全株式を譲渡する。譲渡金額は非公開。
 ギグワークスは7月1日付で、子会社として悠遊生活、孫会社として日本直販をそれぞれ傘下に加える。500万人超となる両社の顧客基盤を活用し、通販事業に加えシニア層向けの雇用機会創出に向けた取り組みも強化していく。
 トランスコスモスは12年、民事再生法の適用を申請した総通から子会社を通じて通販事業を譲受。15年の吸収合併後も「日本直販」ブランドで通販事業を展開している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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