もち吉 22年2月期/通販売上は25億円/SNS活用の販促が奏功(2022年5月12日号)

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通信販売部門・川端宣智部門長

通信販売部門・川端宣智部門長

 米菓の通販を手掛けるもち吉(本社福岡県、森田長吉社長)の22年2月期通販売上高は、前期比5.0%増の25億円だった。地元企業とSNSプロモーションを実施したり、LINE広告を本格活用したりした。複数の販促施策が増収に寄与した。
 前期は地元の不動産屋や理髪店と共同で、プロモーションに励んだ。ツイッター先企業のアカウントをフォロー・リツイートすると、抽選で商品を贈呈する企画を実施した。理髪店とのコラボでは、リツイートが6000件を超え、認知拡大に成功した。
 LINE広告では、新たに電話番号を利用したターゲティング広告の運用を開始した。過去に電話で注文した顧客に対して広告を配信。メインターゲット層である年配者からのリピート購入につなげた。
 「当社は電話での注文も一定数ある。LINEの電話番号を使った広告と相性が良かった」(通信販売部門・川端宣智部門長)とみている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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