マクアケ/BtoB事業を本格化/「マクアケ」商品を卸販売(2022年4月28日・5月5日合併号)

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「マクアケ応援仕入れ」のサービス概要

「マクアケ応援仕入れ」のサービス概要

 応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営するマクアケは4月21日、サービス内で先行販売されている商品を、事業者に卸値で販売する新サービス「マクアケ応援仕入れ」を開始したと発表した。既存サービスの基盤を活用し、BtoBプラットフォームの運営を本格化する。
 開始した「マクアケ応援仕入れ」は、登録したバイヤー会員を対象に一般流通前の「マクアケ」掲載商品を販売する新サービス。バイヤー会員は専用サイトを通じて、掲載商品を法人向けに調整された価格と数量で仕入れることができる。
 「マクアケ」に商品を掲載するメーカーや生産者は「マクアケ応援仕入れ」を利用することで、従来の「マクアケ」ユーザーに加えて、百貨店やセレクトショップといったバイヤー会員に一般販売開始前から商品を訴求することが可能になる。
 バイヤー会員は、「マクアケ」で先行販売されている商品の情報や売れ行きなどの反響を確認しながら、仕入れを検討・実施することができる。自社の販路での販売は、一律で一般販売開始以降となる。
 マクアケは21年7月からバイヤー会員の事前登録受け付けを開始。開始後4カ月で会員登録数は100社を超えており、足元でも拡大が続いているという。
 「作り手の思いやユーザーの反響を把握した上で商品を仕入れることのできるサービスとして、事前登録会員から好評を得ている」(矢内加奈子執行役員)と言う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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