サントリーウエルネス 21年12月期/台湾でのEC事業が好調/売上高6.5%増の1095億円 (2022年4月21日号)

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 健康食品通販最大手のサントリーウエルネス(本社東京都、沖中直人社長)の21年12月期の売上高は、前期比6.5%増の1095億1000万円だった。20年12月期に初めて売上高が1000億円を超えたが、さらに成長を続けている。関係者によると、台湾でのEC事業の好調が増収の要因になっているという。
 サントリーウエルネスの21年12月期の営業利益は、前期比13.0%増の150億6200万円だった。
 関係者によると、21年12月期中のサントリーウエルネスの国内の通販事業で好調だったのは、認知機能の一部である注意機能の維持に役立つ機能性表示食品「オメガエイド」だという。「オメガエイド」は、前年に引き続き、サントリーウエルネスの主力商品という位置づけになっているとしている。
 台湾国内のサプリメントの定期購入者数が増加していることが、台湾事業の好調の要因となっているようだ。
 日本で人気のサプリ「セサミン」「サントリーグルコサミン」「リフタージュ」「ミルコラ」などが、台湾においても主力商品となっているとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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