白寿生科学研究所/来店でポイント提供も検討/京都府八幡市と包括連携協定 (2022年4月14日号)

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白寿の原浩之社長(左)と八幡市の堀口文昭市長

白寿の原浩之社長(左)と八幡市の堀口文昭市長

 電位治療器「ヘルストロン」の体験販売を展開する白寿生科学研究所(本社東京都、原浩之社長)は4月7日、京都府八幡市と、「健幸づくりに関する包括連携協定」を締結した。八幡市内の電位治療器の体験会場で、八幡市の情報を発信していく。八幡市が提供する「健康ポイント」を取得できる機器を会場に設置することなども検討しているという。
 白寿生科学研究所が自治体と協定を結ぶのは北海道札幌市に次いで2カ所目となる。自治体が実施する健康関連のプロジェクトには、静岡県三島市や広島県など、約20カ所で参画しているという。
 白寿生科学研究所は21年に初めて、八幡市内に電位治療器の体験会場「ハクジュプラザ」を出店した。出店がきっかけとなり、「健康になれる街づくり」を強く推進したいと考える八幡市と、連携協定を締結するに至ったという。
 八幡市では、「やわた未来いきいき健幸プロジェクト」の一環として、希望する住民に活動量計を持って生活してもらう取り組みを行っている。活動量計を、市内の役所などに設置されているカードリーダーにかざすと、歩数などの情報が記録され、後日、インセンティブポイントが住民に付与さえる仕組みになっている。2022年4月現在、約3000人の住民が、同プロジェクトに参加しているという。
 白寿生科学研究所では将来的に、同プロジェクトのカードリーダーの「ハクジュプラザ」への設置についても、市と協力しながら進めていきたいとしている。同プロジェクトに参加する住民に、ハクジュプラザへの来店を促す考え。プラザのコミュニティーに参加する中で、健康意識を高めてもらいたいという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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